学校説明会や受験の出願申し込み。学校までのアクセスを調べたり、記載項目に抜けやミスがないかなんども確認したり。面倒で手間がかかることもありますが、子育ての節目節目で、必ず通る道でもあります。
実は、近年ではオンライン完結型のものも増えてきているんです。
オンライン説明会とは?
オンライン説明会は、学校だけでなく企業でもおこなわれています。
Web説明会、ライブ配信型説明会という名称で開催されることもあります。チャット機能を使ってリアルタイムに質問ができたり、写真やあらかじめ撮影された動画で学校の様子を確認できたり、というメリットがあります。
オンラインによる個別相談を受け付けている学校もあれば、学校紹介の動画をいつでも好きな時に閲覧できるよう配信している学校もあります。
学校教育のオンライン化は必要性を指摘されつつもなかなか進んでいないのが現状でしたが、コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や三密を避ける取り組み強化によって急速に改革が進んでいます。
なかには、オンライン説明会に参加することが 出願の条件になっている学校もあります。
小学生のうちに集中してオンライン視聴できるような下地作りも、今後は必要になってくるかもしれません。
Web出願とは?
受験の出願といえば、願書を取り寄せて記入し、郵送して、というイメージがありますが、現在はオンラインで申し込みができるWeb完結型の出願方法をとる学校も増えています。
インターネット出願と称されることもあります。
これは学校によってシステムが違っており、オンラインを活用することで受験料の割引が適用される学校があったり、PCからでなければ申し込みできない(スマホ・タブレット不可)という学校もあります。
園児さんや小学生のお子さんがいらっしゃる家庭ではまだまだ先のことと思われるかもしれません。しかし、学校におけるオンラインの取り組み方はガラパゴス化しており、柔軟な対応を求められるということはふまえておいて損はありません。
複数の学校に申し込みをする際に、A校はスマホから出願OK、B校はパソコンのみ、C校は郵送のみ受付など、それぞれに異なる対応を求められる可能性は充分あります。
その際に、Web手続きに手間取って余計な時間をとられないよう、今から親子ともにパソコンを使いこなせるようになっておきましょう。
新入生へのお知らせ、小学校イベントも動画配信が加速?
コロナ渦で、小学校とデジタルとの関わり方も大きく変化しました。休校中だった入学式は児童と先生だけが入場し、保護者にその様子が動画配信されたり、新一年生へのお知らせも動画でおこなわれたり‥‥補助教材ドリルや宿題をオンラインで配布する学校もコロナ前と比較するとかなり増えています。
これまで、日本の公立校はオンライン化やデジタル教材の導入に消極的でした。
オンラインを活用しているのは先進的な取り組みを特色としている一部の私立校のみという印象が、多くの保護者の間で共有されてきた認識なのではないでしょうか。
しかし、感染症収束の兆しが見えにくい昨今にあって、その常識は急速に過去のものになりつつあります。
修学旅行がオンライン上でおこなわれたり、ハイブリット型授業(対面とオンラインを選べる)が徐々にではありますが一般的なものとして想定されるようになってきています。
小学生のうちからオンライン活用、情報リテラシーを身につけよう
こうした傾向にあっても、教員の情報リテラシーやデジタル習熟の度合いは、まだ一律ではありません。教える側の認識はまだ紙ベース、対面ベースが現状で、オンラインの利便性と危険性についてはある程度家庭でルール確認や取り決めをしておく必要があります。
小学校の新入生が通学路の危険な場所や交通ルールを教わるように、これからはネットにアクセスする上で気をつけるべきことを保護者も学び、子どもに教えていかなければならないでしょう。
著作権や、第三者のプライバシーについても、公式マークのついていない動画は見ない、友だちの写真を許可なく投稿したり知らない人に送ったりしないなど、具体的な事例をふまえて親子で確認しておくとよいでしょう。
ネットの怖さや危険性をきちんと理解することで、デジタルツールの便利さや可能性をより深く活用できるようになるはずです。
まとめ:2020年から学校教育はオンライン化が進む
プログラミングは、ITについて熟知したプロの大人が見守りながらデジタルツールを勉強できる、これからの学校生活にとって役立つ習い事です。
実際にパソコンを使ってプログラムを作っていくなかでデジタルを「何だか分からない便利なもの」から、具体的な可能性や適切な使途について学ぶことができるでしょう。
欧米でコロナウイルスが再拡大しているため、今後も世界的にオンライン改革が加速していくと予想されます。グローバルな視点をもつためにも、プログラミングのレッスンを検討されてはいかがでしょうか。