SDGs聞かれたらどのように答える?子供向けの説明を考える

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会社や学校で盛んに聞かれるようになったSDGs。

良いことであることは分かっていても詳しい内容についてはよく知らない、そんな方も多いのではないでしょうか?

SDGsは国連で定められた開発目標であり、未来を担う子どもたちにも深く関わってくる事柄です。

今回は、子供と一緒に大人も学びたい「SDGs」についてまとめました。

SDGsとは?

SDGsは、「Sustainable Development Goals」の頭文字を取ったものです。

「持続可能な開発目標」と訳され、169のターゲット、17の項目から成り立っています。

達成すべきゴールが複数あるので複数形の「s」がついているのですね。

17の項目は、次のようになっています。

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

カテゴリ別:SDGsを子供と話し合う時おさえておきたいポイント

企業では、環境に配慮したり、フードロスをなくしたりという取り組みを行いながら成長戦略を練っていくというSDGsがよく聞かれます。

ですが、子供とSDGsについて話す時には、今の子供たちが大人になってからの社会や世界情勢に目を向けるような内容が望ましいでしょう。

10年後も20年後も豊かな自然であるように

環境問題は、未来を生きる子供たちにとって最も身近なトピックの一つです。

学生でありながら、幼い頃から環境活動家として世界で活動しているスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんの例を待つまでもなく、

温暖化をはじめとした環境破壊に心を痛めている子供は多いでしょう。

  1. つくる責任 つかう責任
  2. 気候変動に具体的な対策を
  3. 海の豊かさを守ろう
  4. 陸の豊かさも守ろう

といった項目は、物の使い方、食材の買い方を通して親子で話し合えるSDGsです。

 

 

世界の同い年は何してる?世界平和を考える

日本の子供たちは、その多くが毎日お腹いっぱい食べられます。

また、学校で教育を受けることができ、きれいなトイレやお風呂を使って清潔な生活をすることができます。

ですが、世界には学びたくても学校に行けない子供、安心して飲める水が充分にない子供がたくさんいます。

そうした境遇について学ぶのは時にショッキングかもしれませんが、少しずつ年齢に合わせて知っていけると良いですね。

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  1. 安全な水とトイレを世界中に
  2. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  1. 人や国の不平等をなくそう

これらの目標は、世界で暮らしている子供たちに目を向けるために最適なトピックです。

男らしさ女らしさから、「人間」として尊重し合う

学校でも、「ちゃん」、「くん」を廃止して「さん」呼びに統一するなどジェンダーフリーの動きが広がっています。

制服や水着も性差の少ないデザインが登場しています。

一方で、世界に目を向けると女性の首相やリーダーが多くいますが、日本では女性の管理職や政治家がまだ少なく

女性の社会進出を阻む「ガラスの壁」が依然として厚く存在している印象です。

心の性別や、なくならない社会的な性差別についても、低学年のうちから段階的に家族で話していけると良いですね。

  1. ジェンダー平等を実現しよう
  2. 平和と公正をすべての人に

などは固定観念のない低学年の方が自然に話し合えるケースもあります。

 

まとめ:家族で持続可能な社会を考えるきっかけに!

SDGsで目指すべきゴールに向かい、まずはご家庭で話し合い、できることをやってみるのも大切ですね。

話し合い、家族で認識を共有し合うことが、多様性を重んじる新しい社会に向かう第一歩と言えるでしょう。

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