今年は、全国の大多数の学校が夏休みを短縮しました。社会人のお盆並みに少ない学校もあり、どのような思い出づくりをするか考えあぐねているご家庭もあるでしょう。
たとえお休みが短くてもお子さんには夏ならではの体験をさせてあげたいですよね。
そこで、夏休みだからこそ取り組みたい、楽しみながらステップアップできるオンライン学習をまとめました。ゲームのようなものから、お試し感覚でトライできる英語教育まで、子どものための体験学習にぜひトライしてみてください。
ゲームからオンラインワークショップまで!夏のオンライン学習
「オンライン学習に取り組んだ経験がない」、「夏休みの間にオンラインの習い事を体験させたい」といった保護者も多いことと思います。
人気ゲームを使ったプログラミング制作やオンラインのワークショップを通してオンラインでの学習に親しむ夏にしてはいかがでしょうか。
ぷよぷよeスポーツ×プログラミング
同じ色の「ぷよ」を4つ以上集めて消し、点数を競うシンプルなゲーム「ぷよぷよ」。世代を超えて楽しめるため、親子でプレイした経験をもつ方も多いのでは?
セガは、アシアルの提供する学習環境「Monaca Education」とタッグを組み、教材コンテンツ「ぷよぷよプログラミング」を提供しています。内容は、ぷよぷよの操作画面をチェックしながらソースコードを書き写す、いわゆる写経タイプ。プログラムの基本的な構成を学び、間違いを見つけて修正する能力を養えます。
どんなOSでも利用できるクラウド環境なので、ご家庭のPCから気軽にトライできるのが魅力です。
オンライン学習を検討している場合は、無料体験レッスンの代わりに取り組んでみるのもよいですね。
・ぷよぷよプログラミング
https://puyo.sega.jp/program_2020/
短縮休みに対応したオンラインワークショップ
CA Tech Kidsは、短い夏休みに対応したオンラインワークショップを開催します。
小学生を対象にした「Tech Kids CAMP Summer 2020~オンラインプログラミング夏季講習~」では、Scratchを使って迷路ゲームを制作する導入編から、オリジナルゲームを制作する上級編までさまざまなプログラミング体験が可能です。
ビデオ会議ツールを使ったオンラインのワークショップなので、場所や時間に制約があっても受けやすく感じるかもしれません。
・Tech Kids CAMP
https://techkidsschool.jp/camp/
GoogleはAIを使ったキッズたちのコンテストを開催
オンライン学習の「体験」としてはハードルが高いかもしれませんが、GoogleのAIコンテストページをチェックしてみるのもオンライン学習への期待を高めるのに有効ではないでしょうか。
Googleの子ども向けプログラミングコンテストは、ScratchとAIを使ってユニークなアイデアやクリエイティブな何かを形にすることが求められます。
応募ページには、Scratchのチュートリアルも公開されているので、見ているだけでワクワクできるのではないでしょうか。
募集期間は7月13日から8月31日で、優秀者はGoogle社員からのメンタリング(直接的な指示ではなく、対話によって気づきや助言を得ることで成長を促す指導方法)を受けることができます。
・Google「キッズAIプログラミングコンテスト」
https://campaigns.google.co.jp/kids_ai/
オンライン学習で英語にふれる
ワークショップや体験ツールにふれると分かりますが、プログラミングでは英語に親しんでおくことも重要になります。巷のプログラミング教室に英語のレッスンが併用されていたり、英語でおこなうプログラミングのレッスンをアピールポイントにしていたりするのはまさにそれが理由。
好奇心旺盛でさまざまな知識を吸収しやすい小学生のうちから英語にふれて、ITに強い人材に育てる家庭がふえています。
今年の夏休みは帰省や旅行を控える分、自由な時間があるというお子さんも多いでしょう。夏休みのうちに英語も習えるプログラミング教室の体験授業をしておけば、秋から本格的にプログラミングを学べます。
まとめ:夏休みの体験を秋の始動の糧にして
夏休みは、たとえ短くても子どもにとって大切な休暇です。学校に行きながらではなかなかできない体験や、一生残る思い出づくりをしてあげたいもの。
夏休みの間にステップアップして、自信をもって新学期に臨める「気持ちづくり」をしてあげることも重要です。
プログラミング教室の体験レッスンに申し込む、無料のプログラミング学習ツールにふれてみる、などプログラミングや英語学習などのオンライン学習を通して、ご家庭でいつもとはちょっと違う夏の思い出づくりをしてみませんか。